にしたけクリニック Q&A

咳が止まらない方、黄色や緑の痰(たん)が絡む方、喘息(ぜんそく)でお困りの方

にしたけクリニックのロゴマーク


Q&A


病気のこと


 何週間も空咳(痰のあまりからまない咳)が続きます。何の病気でしょうか?


 喘息、咳喘息の可能性が高いと思われます。その他、アトピー咳嗽や胃酸の逆流によるものなどの鑑別が必要です。



 何週間も咳・痰(特に黄~緑)が続きます。何の病気でしょうか?


 副鼻腔気管支症候群(鼻・副鼻腔炎や、慢性気管支炎)の存在が考えられます。まずは抗菌療法、その後喘息など他の疾患の合併を除外します。



 咳喘息とは?


 喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)や呼吸困難感を伴わない慢性の咳嗽があり、気管支拡張薬による治療で咳嗽が消失する疾患です。咳喘息の患者さまの約30%が気管支喘息に移行するため、吸入ステロイドによる長期管理が必要となります。



 長期間たばこを吸っていますが、咳、痰、息切れがあります。何の病気でしょうか?


 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の可能性があります。胸部レントゲン検査や、肺機能検査により診断が可能です。





ぜんそくのこと


 大人になってから、急にぜんそくを発症することもあるのですか?


 小児ぜんそくの既往がなくても、約7割の方は大人になってからぜんそくを発症します。中高年での発症を多く認め、まれに80~90代になってから発症する方もいます。



 喘息の治療をせずに放置すると、どうなりますか?


 喘息の治療をせずに放置すると、気道の炎症が悪化して、発作の頻度が多くなったり、症状が重くなったりします。月に1回以上症状ある状態が続いている、ある季節だけ症状がある、風邪をひいた後に咳などの症状が続く方は、早めに病院・診療所を受診しましょう。
 また年に1回位でもはっきりとした症状がある方は、受診をお勧めします。



 症状がない時は、自分で薬の量を減らしてもいいですか?


 自分の判断で薬の量を減らしてはいけません。症状がおさまっていても気道に炎症が残っていると、また喘息の発作を起こす可能性があるので、長く治療を続けていく必要があります。薬の量を増やす、減らすなどは、医師の指示に必ず従いましょう。



 ぜんそくの治療はいつまで続ければいいのですか?


 ぜんそくは、高血圧や糖尿病などと同じ慢性のご病気です。したがって、たとえ症状がなくなっても、治療を長く続けることが基本となります。
 しかし、薬によってぜんそくを上手にコントロールすることができれば、医師の判断により、薬を減らしていくことも可能です。ただし、ぜんそくを起こしやすい体質は変わらないため、一度治っても再び悪化することがあります。自己判断をせずに、医師に相談しながら薬の減量方法を決めましょう。



 吸入薬とはどんなものですか?


 吸入器を使って、気道に直接作用し、より少量で効果が得られる薬剤です。吸入薬には、ステロイド薬のほかに、気管支拡張薬などがあります。タイプとしては、自分の吸気力によって薬剤を吸入する「ドライパウダー吸入器」(DPI)と、加圧ガスによって吸入するエアゾール式の「定量噴霧式吸入器」(MDI)の2タイプがあります。ドライパウダーの吸入薬は、薬剤を吸い込むときにタイミングを合わせる必要がありません。一方、エアゾール式の吸入器(MDI)は、上手に粉末を吸い込めない乳幼児やお年寄りでも、補助器具を使用すれば楽に吸入することができます。



 吸入ステロイドを安全に使うためには?


 吸入したら必ずうがいをしましょう。 吸入によって口の中に残った薬剤は、水でうがいをして流します。こうすれば、吸入ステロイド薬にみられる口腔カンジタ症などの局所的な副作用を防ぐことができます。



■ページトップへ

■ メニュー■

■ トップ

■ お知らせ


■ 初診の方へ

■ 当院であつかう主なご病気

  〇長引く咳(慢性咳嗽)について

  〇気管支喘息について


■ クリニックご紹介

■ 院長ご挨拶

■ 診療ご案内

■ 検査内容

■ 交通のご案内

■ Q&A


■ 診療時間■

にしたけクリニックの診療表

☆土曜午後、日曜・祝日は休診です。

☆当院を初めて受診される方(新患の方)の午前中の受付時間は12:30までとさせていただきます。

☆午後の受付は18:00までとさせていただきます。



■ 所在地・連絡先■

住所

〒870-0021
大分市府内町1丁目1-20  トイビル3F

電話番号

097-534-1159

ファックス番号

097-534-1160



■ 地図■

↓↓クリックしてください↓↓

地図



■ iタウンページ■

iタウンページへのリンク



■ ページトップへ


(C)にしたけ呼吸器内科・アレルギー科クリニック